広島銀行は10月31日、繊維品製造販売のカイハラ(福山市新市町)にサステナビリティ・リンク・ローン1億円(期間5年)を実行した。1893年に絣(かすり)製造で創業し、1970年にデニム製造に事業転換。現在はデニムの紡績、染色、織布、整理加工の一貫生産と販売を行い、輸出先は約30カ国に上る。22年度に1776㌧だった産業廃棄物排出量を23年度は1683㌧に削減。24年度は1697㌧、25年度1622㌧と毎年削減し、28年度に1520㌧まで減らす目標を掲げる。同ローンはESG・SDGsに関する目標を設定し、達成した場合に金利を引き下げる。ひろぎんエリアデザインからセカンドオピニオンを取得。
担当記者:大谷