広島銀行、中国銀行、山口銀行、山陰合同銀行、鳥取銀行は共同幹事で9月30日、中国電力にシンジケーション方式による「トランジション・リンク・ローン」を実行した。組成金額は539億円。同ローンは脱炭素社会の実現に向けた取り組みを進める企業の移行(トランジション)支援が目的。中国電力は2030年度の小売電気事業のCO2排出量を13年度比半減を目標にしている。日本格付研究所の第三者評価を取得。共同幹事行5行のほか、中国地方内外の24行が協調サポートした。資金は再生可能エネルギーや脱炭素電源、電力ネットワークの強化・高度化などの施策に活用する。

担当記者:大谷

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