JAひろしま(本部=東広島市西条栄町、田中義彦代表理事組合長)は尾道市瀬戸田町中野のせとだ直販センターを増改築し、来年3月にオープンする。また江田島市大柿町飛渡瀬の江田島アグリセンターの一部に市観光協会が移転し、JAや市商工会、地元漁協などと協力して野菜や果物、加工品などの特産品販売所を12月に新設する予定。同市の中町支店・中町店も建て替えを計画しており、2026年1月完成を計画する。せとだ直販センターは平屋延べ687平方㍍に増築する。同じ敷地内にあり、今年3月に閉店したエーコープせとだ店の旧店舗内外の改装工事を行うほか、柑橘センターの一部135平方㍍とせとだ選果場の一部も使用する。かんきつ類や加工製品を取り扱い、レモンを中心とした販売を強化する。直販センターはJAひろしま・せとだ支店に隣接。近くには耕三寺や平山郁夫美術館などの観光拠点もある。江田島市の特産品販売所は約600平方㍍で、名称は公募で「えたじまーれ」に決まった。観光情報発信や飲食コーナーも設ける予定で、周辺の広場でフリーマーケットなどのイベントも検討している。市観光協会は、ふるさと交流館(江田島町中央1丁目)から移転する。江田島市能美町中町4950の中町支店・中町店は敷地内で建て替える。平屋建て延べ648平方㍍で、貯金やローン、共済などの信用店舗、肥料や農薬などを販売する購買店舗を併設する。JAひろしまは今年3月、大朝支店を北広島町役場大朝支所内に移している。

担当記者:大谷

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