東広島市は環境省が募集する「第5回脱炭素先行地域」として、県内で初めて選定された。事業名は「次世代のための学園都市型カーボンニュートラル〜住みたい、働きたい、学びたいまち、東広島〜」。県、広島大学、広島銀行、広島ガス、東広島スマートエネルギーと共同で提案した。学生街の既存の集合住宅や戸建て住宅の脱炭素化に取り組み、集合住宅では太陽光・蓄電池を活用したエネルギーマネジメントを実施。コストメリットを出すために一括受電システムを導入する。戸建ては首都圏の太陽光サービス事業者と連携したリース事業で知見・ノウハウを蓄積し、地元事業者を育成する。また広島大学内で取り組むEV活用エネルギーマネジメントを学生街でも行う。地域エネルギー会社、エネルギーサービス事業者、地域金融機関が連携し、横展開の体制を構築する。
担当記者:大谷