IT導入支援のITポイント(福山市駅家町万能倉、福島航介代表)は9月、顔認証による入退社時間の記録と同時にストレスチェックができるウェブサービス「顔パス勤怠&顔パスストレスチェッカー」の取り扱いを始めた。ウェブサービス開発のタイガーアイ(東京)の製品で、県内で初めて代理店契約を結んだ。タブレット端末など手持ちのカメラ付き機器をオフィス出入り口などに置き、インターネットにアクセスして使う。あらかじめ登録した社員の顔を認識して入退社時刻を記録すると同時に、AIが膨大な表情データと照らし合わせて、ニュートラル、悲しい、怒っているなど七つの感情の度合いをそれぞれ数値化する。一定の値を超えたり、短期間で急激に変化があったりすると管理者に通知する。社員の心の不調を早めに察知し、面談などのケアを行えるようにする。月額利用料は社員20人まで1万978円、100人までは5万600円。500人程度まで対応可能。初年度の売り上げ1000万円を目指す。
担当記者:大島