マツダの2024年度上半期(4〜9月)実績は世界販売台数、国内と海外を合わせた世界生産台数ともにプラスだった。世界販売は前年同期比2・2%増の63万27台で2年連続のプラス。米国のCX-50、同70などの販売好調が主な要因。国内販売は21・6%減の6万4154台で3年ぶりのマイナスだった。国内生産は5・9%減の37万5643台で4年ぶりのマイナス。海外生産は17・1%増の22万6952台で3年連続のプラス。ラージ商品群への切り替えに伴うCX-8の生産終了など国内の減少分を、米国工場の2直化による増産など海外がカバーし、トータルで3年連続のプラスとなった。9月単月では、世界販売が前年同月比0・2%増の10万7287台で4カ月連続のプラス。国内販売は12・3%増の1万3540台で10カ月ぶりのプラス。 国内生産は18・8%減の6万5047台で2カ月連続のマイナス。広島工場の北米向けCX-5の減少などが要因。防府工場の同70、80、マツダ3は好調。海外生産は0・4%増の3万9244台で6カ月連続のプラスだった。
担当記者:斎藤