西日本建設業保証広島支店の公共工事の前払金保証先を対象にした調査によると、2024年度上半期(4〜9月)の県内の公共工事動向は請負金額が前年同期比19・3%減の1559億800万円となった。発注者別は「市町」が37・9%減の679億円で、福山市のゴミ処理施設整備や広島市のサッカースタジアム建設など大型案件の完工が響いた。災害復旧工事が一服した「県」も22・3%減の290億円だった。一方、「国」は33・5%増の233億円で、広島港出島地区の岸壁拡張工事などが寄与した。これ以外の内訳は「その他公共的団体」が26・7%増の164億円、「独立行政法人等」が20・5%増の192億円ほか。

担当記者:道本

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