生活雑貨店「無印良品」を展開する良品計画(東京)は10月24日、コーヒーとアイスのスタンドを併設するコミュニティースペース「OpenMUJI」を広島アルパーク店2階に開いた。広島パルコ店など国内20店舗以上で交流スペースを設けているがこうした業態は珍しく、北海道・茨城に次いで3例目。

スタンドを含む同スペースの面積は約260平方㍍で、1人・2人用テーブル席などを設置。2022年の開業以来、店内でくつろげるスペースを求める声が多かったという。また同社が地元アーティストによる展覧会や生産者・企業を呼んだマルシェなどを催すことで、事業者同士の交流や地域活性化も促す。スタンドコーナーでは、深いり・中いりコーヒー(各250円)や西区庚午北の事業者と共同開発したブレンド(450円)を提供する。アイスはスタンド限定の「瀬戸田のレモン」「因島のはっさく」「世羅のハッカとチョコレート」など16種類前後(190円〜)を用意。今後は新フレーバーの開発に向けて地元農家との連携先を増やしたいとする。
担当記者:阿戸