広島銀行100%出資子会社のひろぎんビジネスサービス(深町心一社長)は、障害者雇用で優良な中小事業主を厚労大臣が認定する制度「もにす認定」を取得した。中四国・九州地方の地方銀行系特例子会社としては初。10月18日にひろぎんホールディングス本社ビルで行われた認定通知書交付式に広島労働局の小沼宏治局長、広島公共職業安定所の弓取純子所長が出席し、深町社長に通知書を手渡した。ひろぎんビジネスサービスは1989年設立。担保不動産評価、連結決算・経理代行、事務代行などを手掛ける。2022年10月に、障害者職員が在籍していた「広島銀行ワークサポートセンター」を同社に移管してハートフル事業本部を設置。23年度以降、新規に12人を採用し、現在障害がある36人が働く。S(スマイル)コースとF(フロンティア)コースがあり、各種事務やDTPデザイン業務などを担う。午前8時40分〜午後4時40分の実働7時間で正社員雇用。サポート体制として障害職業生活相談員13人、企業在籍型職場適応援助者2人が在籍。ひろぎんHDには社会福祉士と精神保健福祉士の資格を持つ障害者雇用担当者1人を配している。設備は仮眠室、トイレの障害者スペース、フリーアドレス席、休憩・トイレなどを示す「離席カップ」、体調バロメーター表、簡易マニュアルなどを備える。

担当記者:大谷

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