ドローンスクール運営のメルタ(東京)は8月、竹原市忠海東町5-19-1に「ドローン合宿 広島校」を開いた。鳥取・奈良県でも開き、全国6拠点とした。自治体から借りる廃校の校舎・グラウンドを活用する。民間機関「JUIDA」の認定スクールで、1泊2日で操縦技能証明書を取得できる。土日を中心に月1〜2回開く。10時間以上の飛行訓練のほか、目視外・夜間・高度飛行などの応用講習も行う。ワークショップ形式の座学を採り入れ、飽きずに学べる工夫を凝らす。近隣ホテルでの宿泊、飲食店の4回分の食事付きで、費用は18万7000円。空撮や物流などの用途でドローンを使いたい個人事業主、起業希望者らの受講を見込む。来夏までに国家資格の二等無人航空機操縦士コースも始める。来年末までに年50人の受講を目指す。同社は3Dプリンターを持つ企業と提携して小ロット、短納期で3Dプリントを制作するサービスなどを手掛け、2020年からドローンスクール事業を開始。計500人以上が参加した。

担当記者:大島

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