自動車用電装部品、小型工作機械製造販売、機械工具卸などのシージーケー(東区光町2-9-4、下河内一成社長)は旧本社ビル(3階建て)跡地の敷地543平方㍍に、10階建て延べ1976平方㍍の新本社ビルを建設している。来年1月の完成予定=画像=。新本社ビルは1階に総務部、経理部、業務部など、2階に営業部、応接室など、3階に大会議室などを設ける。4〜10階は1LDK(約28平方㍍)主体の賃貸マンション41戸として利用する。総工費は7億3000万円で、下岸建設が施工。旧本社屋は1968年建設で老朽化しており、スレート3階建ての倉庫や中2階建ての工場を増設していたが、手狭になっていることから全面的な建て替えになった。旧本社工場の機能は廿日市市の宮内工場に移管し、主に自動車用電装部品を製造している。今春、宮内工場と中国広東省の開平工場に全自動切断圧着・組付け・検査自動機を2台ずつ増設した。従来のように電線を切断圧着した後、ロボットによりコネクターの挿入、目視検査、引張検査まで自動で行うことができる。今秋さらに1台を増設する予定。
担当記者:大谷