広島県は9月5日、ユニコーン企業のような急成長を志す企業を伴走支援するプログラム「ひろしまユニコーン10」の本年度のキックオフイベントを市内で開いた。本年度で3期目。創業間もない「シード企業コース」に6社、事業の磨き上げに取り組む「アーリー企業コース」に7社の計13社を採択。当日は採択先の経営者ら=写真=が参加し、全体のプログラム説明を受けた後、それぞれの事業内容や将来展望を話し交流を図った。本年度はアクセラレーター、ベンチャー投資などのPlug and Play Japan(東京)が事業運営を担当。同日を皮切りに、専門家によるメンタリング、勉強会、マッチングイベント、成果発表会などで7カ月にわたり伴走支援する。同社の内木遼COOは「私たちのグループは世界60拠点で事業を展開。採択企業にはこのネットワーク、リソースをフル活用してほしい。出し惜しみせず、全力で支援していく」とメッセージを送った。
担当記者:梶原