広島銀行は、解体工事業の協栄(西区三篠町3-6-17、川上渉社長)にサステナビリティ・リンク・ローン5000万円(期間5年)を実行した。中四国地方の解体工事のほか、杭抜き、土壌汚染対策、土木工事など幅広く対応し、解体ではコンクリート建造物に対応できるのが強み。解体工事で発生する粉じんや振動、騒音の影響を抑える工夫や廃棄物の分別処理など環境にも配慮する。2023年8月期実績35・1%、24年見込み40%の有給休暇取得率を25年に46%、26年に57%と毎年向上させ、28年、29年に80%を目指す。23年に100%だった男性の育児休業取得率も29年まで維持を目標にする。同ローンはESG・SDGsに関する目標を設定し、達成した場合に金利を引き下げる。設定目標に関する外部レビューと年1回のレポートが必要。ひろぎんエリアデザインからセカンドオピニオンを取得。

担当記者:大谷

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