広島銀行のシンガポール法人ヒロギン・グローバル・コンサルティング(大西弘城社長)は、現地でテイクアウト型チャーハン店を展開する「ウォック・ヘイ」の日本進出を支援する包括契約を結んだ。ウォック・ヘイはシンガポールのベンチャー企業。デジタル技術を活用したビジネスモデルで、同国内39店を運営するほか、国外へ事業を拡大している。広島県に日本第1号店を出すための支援で合意した。パートナーとしてラーメン店ばり嗎など運営のウィズリンク(安佐南区)を選定し、フランチャイズ契約締結に向けた交渉をサポート。ウィズリンクはシンガポールにばり嗎を2店展開するなど海外事業を進めている。広島県は人口の年代構成、世帯当たりの消費支出額、物価などの面で平均的な「日本の縮図」と言われ、テストマーケティングに適するとされる。ヒロギン・グローバル社は、この特性を生かした出店戦略立案をサポートし、グループのネットワークを通じて県内の出店候補物件を調べる。

担当記者:大谷

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