ひろぎんホールディングス(部谷俊雄社長)と日本ワールドビジネス(JWB、後孝志会長)は9月2日、共同出資の新会社「ひろぎんワールドビジネス」(中区紙屋町2-1-22)を設立した。資本金1000万円で、ひろぎんHDが20%、JWBが80%を出資する。新会社の社長はJWBの後会長が兼務。広島銀行の取引先向けに、インドネシアを中心とした外国人労働者の受け入れを支援する。少子高齢化で労働人口が減少する中、外国人材の重要性が高まっており、両社は今年3月に基本合意書を締結していた。新会社はJWBと同じ中区紙屋町の広島興銀ビル4階にオフィスを構える。役職員はインドネシア人を含め12人体制でスタートする。新会社では製造業、建設業、観光・宿泊業などの業種へ、技能実習生、特定技能、海外大学インターンシップなどの形態で外国人材の受け入れをサポートする予定。10月30日にはひろぎんワールドビジネス、ひろぎんHD、JWBの主催で「海外大学インターンシップセミナー」を開催。会場はひろぎんHD本社(中区紙屋町)で「インドネシア教育文化省」が後援し、インドネシア国立のハルオレオ大学、ハサヌディン大学、タドゥラコ大学の各大学長が登壇する予定。海外大学インターンシップは、海外の大学生が学業などの一環として日本企業などで報酬を得ながら実習を行う制度。1回1年以内かつ通算で就学期間の2分の1以内で行える。JWBでは3大学累計で280人以上(予定含む)のインターンシップ生のサポートを行っている。

担当記者:大谷

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