中小零細企業の事業主と従業員が加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)広島支部(5万9878事業所、松原真児支部長)は、2024年度の「健康づくり優良事業所」として2422社を8月21日に認定した。引き続き健康経営を推進し、健康寿命の延伸と従業員の活力・生産性の向上などを後押しする。16年度に創設した健康経営を促進する制度「ひろしま企業健康宣言」のエントリー事業所約5000社(3月末時点)を対象に、ひろしま企業健康宣言チェックシートに基づいて採点した結果、90点以上(ゴールド)923社、75〜90点未満(シルバー)941社、60〜75点未満(ブロンズ)558社を合わせ、認定数が初めて2000社を超えた。健康宣言事業所は40歳以上の健診受診率や特定保健指導の利用率が高く、生活習慣病につながる血圧や血糖、脂質、肝機能のリスク保有者の割合も低い。優良事業所は従業員(被保険者)一人当たりの年間医療費は23年度で支部平均に比べ1万円弱に抑えられており、医療費節減につながっているという。

担当記者:藤井

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