注文住宅のトータテハウジング(中区千田町)は、JR西日本プロパティーズが開発した分譲地「プレディアステージ温品」(東区温品、全97区画)に平屋のモデルハウスを開いた。7月20日から見学を受けている。一方向のみに傾斜を付けた「片流れ屋根」を採用し、約5㍍の天井高を確保。「1・5階」としてロフトや多目的スペースを備え、下には9平方㍍ほどの大型収納を設けた。平屋は単身、ディンクス(子どもを持たない共働き夫婦)世帯の増加や、中高年世帯の建て替え需要などで着工棟数が年々増加傾向にある。同社は「都市部の狭小地でも縦方向の空間を生かすことで、開放感のある住まいをつくれる。多様化するニーズを取り込みたい」とする。
担当記者:道本