マツダ(毛籠勝弘社長)はカーボンニュートラル(CN)実現へ、独自技術であるロータリーエンジン(RE)の研究開発に力を入れる。5月にトヨタ、SUBARUと共同開催したイベントで、毛籠社長自らが宣言した。REはマツダが世界で初めて量産化に成功。水素や植物に由来し製造から使用までの過程でCO2を増やさない「CN燃料」と相性が良いとされる。またコンパクトで高出力という特徴も持ち、今後はさらに小型化・高効率化を図ることで、デザイン性と空力性能を向上させながら、燃費性能の改善にもつなげたいという。
担当記者:近藤