住宅設計コンサルのハプロット(廿日市市宮島口西、満元貴治社長)は7月、月経や産前産後、更年期など女性特有の健康課題解決のための企業向け運動指導サービス「ウェルマップ」をスタートした。産婦人科の理学療法士として勤務経験のある満元社長の妻(優香氏)が事業責任者を務め、月1回程度の出張セミナーを通じてクライアント従業員のストレッチや骨盤底筋体操、姿勢改善を指導する。別途、常駐日を設けて従業員の個別相談にも応じる予定。料金は従業員数に関係なく1年契約で月8万3000円〜。初年度5社の導入を目指す。満元優香氏は「国の試算では、女性特有の健康課題による経済損失は年間4911億円と言われている。更年期症状によって約半数の女性が仕事の能率を悪化させているというデータも。適時適切な運動を通じて健康をサポートしていきたい」と話す。
担当記者:柴田