企業や学生でつくる任意団体「ひろしまカフェレストラン応援プロジェクト委員会」(河原真治代表=Office K-Plus社長)は、学生が企画・運営の一部を担うグルメイベントを8月と10月に相次ぎ開く。企業と共同開発したスイーツやドリンクなども提供し、若年層のブランド認知度向上などにもつなげる。8月3、4日に紙屋町シャレオ西側イベントスペース(紙屋町スウィング)で「広島tanoC…オイシ-は何?」を開く。サントリー、田舎茶屋わたやなど5店舗が出展。パティスリー・エラブル(中区本通)、マールタルト(中区三川町)、BEAR’S COFFEEは進徳女子高校の生徒らと〝映え〟をテーマに商品を共同開発した。イベント販売などの反響も合わせ、若い世代の視点を新市場の開拓に役立ててもらう。10月31日にはシャレオ中央広場でハロウィーンイベントを開催。広島県理美容専門学校の生徒によるハロウィーンメイクの撮影会や菓子の配布などに加え、広域で消費を促すような仕掛けも計画。出展企業や店舗を募っている。両イベントの周知はグルメインフルエンサー(@nicoichi_gourm)が担当。当日の生配信も計画し、発信力でイベント運営をサポートする。同委員会はコロナ禍の22年に組織し、飲食店の広報支援ほか、バイトが激減した学生向けに、モデル派遣なども事業化。10月31日まで、SNSを使った飲食店名などのクイズイベントを実施している。

担当記者:高見

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