ドリームベッド(西区、三宅弘人社長)は主力のマットレスブランド「サータ」と、医療・介護用ベッドなどのパラマウントベッド(東京)の電動ベッドを組み合わせた新製品を7月1日、発売した。それぞれの得意分野を融合した一般向けベッドで、両社で取り扱う。米国ブランドのサータは世界の一流ホテルに採用実績を持ち、快適な寝心地に定評がある。ドリームベッドはライセンス契約により自社工場で生産している。新製品は、頭部と脚部は線径1・9㍉コイルを並行配列してソフトに支え、最も荷重のかかりやすい臀部は同2㍉コイルの交互配列により程よい硬さで支え、耐久性も高めた。電動ベッドは主に介護用として利用されることが多い。コロナを契機に睡眠への意識変化や家で過ごす時間を重視する層の増加を受け、年齢に関係なく需要が高まっているという。パラマウントの病院用電動ベッド技術を生かした独自のリクライニング機構を搭載し、骨盤をしっかり起こすことで安定感を備え、より長い時間、座ったままでも過ごしやすく乗り降りもスムーズにした。シングルでセット価格58万800円〜。両社で睡眠環境の質を高め、リラックスできる家時間を後押ししたいとする。取扱店はドリームベッドショールーム、パラマウント直営店、家具販売店。

担当記者:藤井

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