中四国地区の文具・事務用品卸で最大手のフォーデック(西区商工センター、山尾剛志社長)は5月21日付で「(株)FORDECホールディングス」を設立し、持ち株会社制に移行した。創業来の文具卸だけではなく、近年は「オフィス環境のトータルプロデューサー」を掲げ、オフィス改修やICT環境の構築など、事業領域を広げていた。フォーデックを中核に文具販売4社、事業アイデアを法人化した社内発ベンチャー2社の計7社を傘下に抱える。ベンチャーのうち1社は、いまだに現金払いの多い小中学校での学用品購入をLINE(通話アプリ)で行えるクラウドサービス「こねっと」の提供をスタートした。グループで新しい事業領域への挑戦を進める。積極的にM&Aも手掛ける方針で、グループでのスケールメリット創出を図る。

担当記者:梶原

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