宿泊施設「休暇村」を運営する(財)休暇村協会(東京)は7月23日午後1時から、2021年3月に営業を終了した「休暇村吾妻山ロッジ」(庄原市)の無償譲渡に関する説明会を同市交通交流施設で開く。県内に拠点を持つ事業者が対象。同施設は比婆道後帝釈国定公園内にあり、築44年の2階建て延べ1796平方㍍。和室17室のほか、風呂、レストラン、宴会場兼会議室などを備える。コロナ禍で宿泊客が減って閉業した。土地は県有地のため、事業者は許可申請が必要。説明会後は物件に移動して内覧してもらう。9月初旬まで事業者を募り、書類選考などを経て年内に候補者を選ぶ予定。同協会が開業準備金3000万円を提供する。説明会の申込締め切りは7月16日午後5時。(電)03-6706-2103。
担当記者:後藤