酒の買い取り再販「ゴールドリカー廿日市店」運営のフレイム(同市宮内、川本修社長)は7月末、宮島島内に製塩工場を稼働させる。「みやじまの塩」の名称で商品開発に着手し、新たな特産品を目指す。工場は敷地約3300平方㍍に平屋建て約110平方㍍。物件取得費に加え、塩を炊く大釜やボイラー、建物修繕に計2500万円を投じた。川本社長は宮島での塩作り事業を約4年前に構想し、全国各地の製塩会社を訪問。海水の不純物をきれいに取り除く「分別再結晶法」を採用するサンワールドつるみ(大分)の浜田加寿彦社長に弟子入りし、月1回のペースで現地修業して技術を学んだ。商品は六角柱のパッケージ入り(75㌘1900円)=写真=と、お守り型(750円)を計画し、初回の設備投資で年5㌧(売上高約1億円分)の生産が可能。島内の土産物店などで販売し、将来は菓子メーカーとのコラボも模索したいとする。

担当記者:柴田

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