広島市信用組合(山本明弘理事長)は鷹の橋支店を新築移転する。現店舗(大手町5-7-5)の南方約70㍍の道路を隔てた向かい側の中区千田町1-4-17ほか(地番)で、近くには広島赤十字・原爆病院や市消防局中消防署がある。工期は25年6月完成、同年11月オープンの予定になった。今年11月に移転新築開業予定の薬研堀支店(中区西平塚町1-6ほか・地番)=完成予想図=は、預金・貸出金のローラー作戦の準備を始める。南支店は広電宇品線電車通り沿いの南区宇品御幸1-446-8ほか(地番)に移転新築先の土地を確保した。

鷹の橋支店は敷地512平方㍍に、2階建て延べ500平方㍍規模。1階にロビー、営業室、応接室2、貸金庫室、ATM3台、トイレ、2階に会議室、従業員食堂、更衣室、書庫、倉庫などを配し、駐車場も9台分設ける。新しい薬研堀支店は敷地428平方㍍に3階建て延べ982平方㍍を建設。1階は駐車場7台、駐輪場6台分、ATM2台、両替機1台、夜間金庫、エスカレーターでつないだ2階はロビー、営業室、応接室、3階に会議室などを配置。空中店舗は駅前支店、五日市支店に続き3店目となる。新しい南支店は広電宇品線沿いで、現店舗から南に約60㍍の電車通りを隔てた向かい側の敷地607平方㍍を購入した。2階建て延べ506平方㍍を建設し、2025年6月完成、11月オープンを予定する。山本理事長は「14年の東雲支店以降、賃貸店舗を中心に支店の移転新築を行っており、後は西区の古江支店を予定している。移転新築を機に預金や融資が伸びており、18年11月に新規開店した広支店は融資残高が459億円と500億円が視野に入り、本店、堺町支店に続く規模になった。古江支店の後で、広島市内や県東部、呉の2店舗目を含め、店舗新設を考えたい」と話している。

担当記者:大谷

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