三菱地所レジデンス中国支店(中区大手町)は、広島市中心部のマンション販売を強化している。南区大須賀町のホテルニューヒロデン跡に、広島電鉄、JR西日本プロパティーズと共同で分譲マンション「ザ・広島フロント」を着工した=完成予想図の中央=。敷地面積1341平方㍍に19階建て延べ9865平方㍍を建設する。販売戸数は120戸で、6月下旬から販売を始める予定。広島電鉄、JR西日本プロパティーズと共同の「ザ・タワーレジデンス広島富士見町」は昨年12月に完成し、全76戸が完売した。単独で建設中の「ザ・パークテラス段原」(64戸)は2024年11月の完成を予定する。21年1月末に閉館したホテルニューヒロデン跡の分譲マンションは、JR広島駅徒歩5分、京橋川徒歩2分の立地で、徒歩圏内に市立幟町小学校、縮景園、福屋広島駅前店、ゆめマート二葉の里などがある。建築面積は726平方㍍。間取りは1LDK〜3LDKで、専有面積は37・92平方㍍〜90・65平方㍍。完成は25年11月中旬、引き渡しは26年2月下旬を予定。設計は夢工房建築設計室(西区)、施工は前田建設工業が担当する。ザ・タワーレジデンス広島富士見町は、敷地818平方㍍に20階建て延べ7931平方㍍。2月末から入居が始まった。ザ・パークテラス段原は17階建て延べ6211平方㍍。最近では三井不動産レジデンシャル、JR西日本プロパティーズ、広島電鉄、トータテ都市開発と広島大学跡地の「hitoto広島The Tower」(53階、665戸)、同様に「ザ・府中レジデンス」(15階、172戸)、マリモ、鉄建建設と「ザ・レジデンス二葉の里」(19階、126戸)、JR西日本プロパティーズと「ザ・十日市プレイス」(14階、171戸)を分譲している。

担当記者:大谷

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事