フィンランド発祥で料理宅配サービス「ウォルト」を手掛けるウォルトジャパン(東京)は5月1日、イオンモール広島府中の複数店の商品を同時に注文できる「買いまわりサービス」の検証を始めた。6月末まで。2021年からそごう広島店の地下食料品売り場を対象に同様のサービスを展開しており、面積の広い同店で運用手法を試す。ウォルトの注文アプリ・サイトに同モールのページを設置。フードコートのレストランや加工食品店など13店の約300商品を同一のカートに入れて購入できるようにした。店舗ごとにかかる配送料・手数料が1回分で済み、利用者は複数店での買い物がしやすくなる。ピッキング専門スタッフが店舗で商品を購入し、出店事業者は端末操作などの追加オペレーションは不要。店舗間が遠い場合の商品準備時間を考慮して余裕を持った到着予定時間を設定し、アプリで配達状況を確認できるようにする。顧客の属性や購入傾向の分析、課題抽出などを経て適否を判断する。午前11時〜午後6時半に受け付ける。最低注文金額は2000円で、配送料は届け先までの距離に応じて200〜500円。安芸郡、南、東、中、西区のそれぞれ一部に対応。

担当記者:大島

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事