広島銀行は4月19日、電気設備工事業の原電工業(安佐北区深川2-39-4-1、原圭三社長)にサステナビリティ・リンク・ローン6000万円を実行した。期間は10年。原電工業は県内中心に中国地方を商圏とし、工場や病院、オフィスビル、商業施設などの照明・各設備機器に関する電気配線工事を主体に行っている。コインランドリー事業や太陽光発電などにも参入。2018年の西日本豪雨では積極的に災害復旧に取り組んだ。有給休暇取得率を22年8月期の13%、23年の15%から、25年に40%、26年45%、27年50%などに順次引き上げ、31年以降は70%を目指す。また23年8月期に実績がなかった男性の育児休業取得率も25年以降に100%を目標にする。同ローンはESG・SDGsに関する目標を設定し達成した場合に金利を引き下げ、設定目標に関する外部レビューと年1回のレポートが必要。ひろぎんエリアデザインからセカンドオピニオンを取得している。

担当記者:大谷

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