照明器具部品製造のZIGENライティングソリューション(東広島市西条土与丸、名田智一社長)は今春から、イルミネーションの企画・設計・構築事業を本格化する。専用アプリや来場者のボタン操作などによって光の色や模様が変わる双方向な仕掛けを訴求する。イタリア製イルミネーションブランド「Twinkly」の光源や制御機器に自社開発のシステムを組み合わせる。多数のLEDを組み合わせたスクリーンに画像や映像を流す。人の動きを検知するセンサーやボタン操作によって表示を切り替えられるほか、専用サイトを介して送金すると特別な映像やおみくじが流れる仕組みも開発。集客策として自治体や商業施設に導入を呼び掛ける。一環として坂町から受託して5月1日から月末、ビーチにLED3000球で作ったスクリーン(縦4×横2・5㍍)を設置。住民が書いた絵などを映す。電子機器メーカーで経験を積んだ代表が2017年に設立。LED照明のブルーライト低減などの独自技術を持つ。これらを盛り込んだ自社製品の開発にも着手。看板の画像を背面から照らす光の制御によって動いているように見せるバックライトなどを検討している。年内の発売を目指す。

担当記者:大島

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