広島銀行は、畜産業・小売業のなかやま牧場(福山市駅家町法成寺1575-16、増成吉彦社長)が3月29日に発行した第9回無担保社債2億円(地域まちづくり貢献型、期間5年)を引き受けた。4月12日に福山市立新市中央中学校(津田知明校長)にビブラフォンなど一式を寄贈した。広島、岡山県の三つの直営牧場で約9400頭の牛を肥育し、加工・販売まで一貫した経営を行っており、直営スーパーも両県で11店舗運営している。建築・住宅資材、樹脂原料販売の光和ホールディングス(福山市南本庄2-12-27、内海由子社長)が2月9日に発行した第1回無担保社債5000万円(同型、期間3年)も受託。県立福山誠之館高校に10万円を寄付した。地場産業の下駄の原木輸入からスタートし、半世紀以上になかやま牧場など私募債広銀が地域貢献型を受託わたり事業展開している。両社は調達金を運転資金に充てる。
担当記者:大谷