呉信用金庫(呉市本通、向井淳滋理事長)は今秋に佐伯区五日市中央2丁目に新規オープンする「広島西支店」を着工した。鉄骨造2階建て延べ459平方㍍で、渉外営業は法人向けを中心にし、1、2階に商談用の応接室を設ける。新支店は2010年6月の海田支店以来14年ぶり。
コイン通りから約50㍍西の敷地774平方㍍に建設。建築面積は286平方㍍。ロビー、ローカウンター、事務室、ATM、顧客用トイレのほか、金融や呉地域に関する図書コーナーを設け、呉のPRにつながる店舗づくりを行う。5人の準備委員がエリアを回っており、オープン時は職員8人体制を予定し、増員も見込む。営業エリアは太田川放水路以西の西区、佐伯区、廿日市市、大竹市、安芸太田町、北広島町を予定する。最近では昨年6月に仁方支店(呉市仁方本町)を建て替えオープンした。敷地557平方㍍に、2階建て延べ378平方㍍を新築。窓口をローカウンターにし、トイレをバリアフリーに。駐車場は7台分で、店舗の一部に環境配慮型内装材を取り入れた。1971年築と老朽化している荒神支店(呉市東中央2-2-14)の現在地での建て替えも計画しており、25年のオープンを見込む。駐車場を広げるため隣地を購入した。建設工事中は移動店舗車での営業を予定する。
担当記者:大谷