ITコンサルティングのインターロジック(西区横川町2-9-1、原田光治社長)は、新鋭アーティストの支援事業に乗り出す。300作品以上を販売するウェブサイト「DiSCOVART(ディスカヴァート)」を開設したほか、5月18日に「企業×アートクロス展」を開催。今後はイベントを全国に広げ、有望な若手作家の掘り起こしにつなげる。原田社長が取引先の周年などを祝う際、コチョウランではなくアート作品を贈り、喜ばれたことがきっかけ。新たなビジネスギフトの選択肢として企業に提案することで、アート市場の活性化を狙う。ディスカヴァート(https://discovart.net/)には広島を中心に約30人のアーティストを掲載。絵画や版画、テキスタイル、工芸、アクセサリーなど多様なジャンルを扱い、作品に込めた思いを聞くインタビューなども載せた。今後、全国で100人の作家掲載を目指す。作家の一部は従業員の結婚祝いや新社屋落成の記念品、取引先への贈り物など、用途に合わせた特注作品にも応じる。企業×アートクロス展はエディオン蔦屋家電(南区松原町)の3階イベントスペースで開催。中四国の企業約10社を、それぞれ別の作家がアート作品で表現する。参加アーティストの作品の展示販売も行う。来場無料。
担当記者:高見