テラスホールディングス(西区、桑原明夫社長)は、南区松原町の広島JPビルディング2階で直営する大型フードホール「GRAND GATE HIROSHIMA(グランゲート広島)」内のレストラン「LIBERA TERRACE(リベラテラス)」で4月8日〜5月6日、叡啓大学の学生が考案したカフェメニューを提供する。午後2〜5時の集客アップを図ろうと、インスタグラムの投稿作成やPRの看板製作なども提案し、カフェをよく利用する20代女性をターゲットに〝映えるメニュー〟を開発。担当シェフからアイデアを形にしてほしいとアドバイスを受け、季節の果物などを使ったスイーツ2種を学生4人で考えた。「ハートプレート」1200円、「うさぎさんの宝もの」1600円で、それぞれ300円追加でコーヒーか紅茶を選べる。価格帯も市場調査を参考にした。同大は企業と連携する「共創プロジェクト」を推進し新規事業創出を通じて社会の新しい価値創造を目指す。カフェメニューは学生と共同で課題解決に導く「学生協働プロジェクト」の一環で、産学官推進教員の支援を受けながら考案した。同レストランは企業の事業報告会や歓送迎会などの利用も増えているという。同社は3月15日付で同ビル12階に広島オフィスを構えた。

担当記者:藤井

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