広島銀行は2月29日、食品加工業のフジオナッツファーム(尾道市、山本節明社長)に「サステナビリティ・リンク・ローン」4000万円を実行した。融資期間は7年。1968年設立で主にナッツ等の輸入・加工卸業を展開し、アーモンド、ピーナッツ、クルミ、ピスタチオなどの製菓材料を幅広く取り扱う。ハサップシステムに対応した生産設備を導入し、品質管理と継続的改善に取り組んでいる。男性の育児休業取得率2023年8月期実績100%を31年8月期まで維持し、有給休暇取得率23年8月期17.2%は段階的に引き上げて31年8月期70%を目指す。障がい者雇用は23年8月期1人を31年8月期まで継続する。同ローンはESG・SDGsに関する目標を設定し達成した場合に金利を引き下げ、設定目標に関する外部レビューと年1回のレポートが必要。ひろぎんエリアデザインからセカンドオピニオンを取得している。

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