復職・再就職支援のRodina(南区松原町2-62、山田康輔社長)は2024年度、メンタルヘルス不調者向け復職・再就職支援事業所「リワークセンター」を新たに16拠点計画し、全国50拠点体制とする。24年3月期で復職・再就職の累計実績は1500人を超え、売上高は前期比42%増の約18億円を予想。25年同期売上高は26億円を見込む。
うつ病や適応障害などの精神疾患による休職者向けに、職場復帰を目指すリハビリテーションプログラムを提供する。1月に阿倍野(大阪市阿倍野区)、2月に柏(千葉県柏市)を新たに設け現在、関東や関西、広島、福岡などで35 拠点を展開し、復職専門機関として国内トップ級。マネジメントやPCスキルなど、専門家が監修した職種やキャリア別の独自プログラムを3000以上用意し、休職中にリスキリングや資格取得もできる。精神保健管理士や精神保健福祉士、キャリアコンサルタントなど、スタッフの約7割が国家資格所有者で、再発・再休職防止にも注力。復職後も定期的な面談で働き方や体調などをサポートする。今期は企業の人事担当者向けに、休職社員との向き合い方や復職のサポート事業に注力。復職プラン作成から休職社員の定期状況報告、復職前後のサポートを一貫して請け負う。重度障害のある人を含めた就労移行支援「プラスオフィス」は4月に東京都品川区へ開設予定。23年4月には第31回中国地域ニュービジネス大賞の大賞となり、11月のニッポン新事業創出大賞で優秀賞を受けた。