ひろぎんホールディングスは2月1日、呉市、双日、NECネッツエスアイと「脱炭素社会実現に向けた包括連携協定」を結んだ。ひろぎんHDは2022年5月に「地域のカーボンニュートラル実現に向けた中長期目標」を設定し、地元企業の温室効果ガス排出量削減支援を中心とした取り組みを強化している。連携協定で、23年3月に「2050年ゼロカーボンシティ」宣言を行った呉市のカーボンニュートラル実現に貢献する。連携では主に①脱炭素社会の実現(呉地域の脱炭素促進に向けたカーボンニュートラルに関する技術やエネルギーインフラ構築などの相互の情報提供・助言等)、②事業者の脱炭素経営に向けた取り組み支援(カーボンニュートラルを起点としたものづくり産業の振興、地域循環共生圏の構築に向けた事業者の特性や地域資源を活用した取り組み促進、J-クレジット等の制度構築・環境整備など)、③地域活性化起業人制度等の活用による専門人材の育成支援・推進の相互協力などを行う。