家具に集中
家具とホームファッション専門店の小田億は、西区の横川本店を約15年ぶりに大規模改装し、昨年11月にリニューアルオープン。来店客は従来の2割増の月6000人前後で推移し、手応えを得ているという。
県内最大級のカーテンコーナーほか、アンティーク家具の売り場を設けた。海外ブランドなどのカーペットも拡充し、文具や小物類は縮小。「家具屋の原点」に立ち返り新築や引っ越しの際に必要な商材に絞り込んだ。陳列などの手間が減ることで接客に充てられる時間が増え、単価上昇にもつながった。
入り口近くに新設したカフェを目的に訪れる人も多い。今春をめどにイベントスペースも整備。メーカーを招いた展示即売会などを開き、顧客との接点確保に生かす。
経費削減はもとより、店への愛着を育むべく、スタッフ全員で床や壁の内装仕事に挑戦。一致団結して理想を追求した。井口忠泰常務は、
「外注任せにせず、店づくりのノウハウを蓄積できたのは大きい。顧客一人一人の声に耳を傾け、柔軟に商品構成を変えていく。そうした積み重ねが、ナショナルチェーンにはない、当店の強みを磨くチャンス」
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