エスプロデュース / 下宮 勇生 社長
今年で創業20周年。学生との共同プロジェクトを軸とした採用イベントなどを実施しています。
私は大学生で起業しました。きっかけは、しまなみ海道の街づくりプロジェクトで訪れた尾道市瀬戸田。商店街の人たちと手探りで企画した「柑橘(かんきつ)まつり」には数千人が集まり、大成功。しかし、打ち上げで1人の高齢女性が涙ながらに漏らした「今日だけなんよね」という言葉が、私のその後の人生を決めました。
一発花火で終わらせるのではなく、継続して支援していく仕組みをつくりたい。その思いが事業の原点です。学生と企業が本音でぶつかる「ネルコラボ」、そして現拠点である貸しオフィス「アクセル」。これらは今、両者が継続的に集い、化学反応を起こせる「場」へと成長しています。
この20年を振り返ると、本当に運が良かったと感じることばかり。しかし、その「運」は、何もしない人の元には降ってきません。まずは棚の下、チャンスが転がってきそうな場所へ自ら足を運び、準備をして待つこと。棚からぼた餅も、棚の下にいないと受け取れません。その動きこそが、奇跡を必然に変えるのだと思います。
次の20年も、自分自身が一番楽しみながら、広島という地からみんながワクワクするほうへと歩みを進めたい。