空から安全監視
日本無人航空機免許センター(JULC、東京)の広島教習所などを運営するヒトライト(西区小河内町)は1月30日、市消防局とドローンを使う情報収集活動に関する協定を結んだ。
火災で黒煙が噴き出す高い建物、足元が崩れる土砂災害など、消防隊員が踏み込む現場は危険であふれており空からの監視、情報収集が急務となっていた。二次災害のリスクを回避し、逃げ遅れた人を探すためにもドローンの活用が有効。全国の消防本部で導入の動きが広がっているという。
ヒトライトは2014年からドローン業務に携わる浦中彩子さんが起業。23年4月に教習所を開講し、軌道に乗せた。24年12月に山口、昨年10月に島根へ相次ぎ進出。空撮事業も手掛けるが、今回の協定は運用代行ではなく、ドローン操縦の技術的な助言や支援のほか、機体貸与、情報提供を担う。
「22年に無人航空機操縦の国家資格制度が始まり、機体登録も義務化。操縦技能はもちろん、航空法の理解や機体整備、点検体制の確立が欠かせません。安全を守る。ドローンで役立つことができればうれしい」