ヒロコン / 大杉 拓 社長
製造、物流業界向けを主軸にハード・ソフトウエアを受託開発する。創業40周年の節目に合わせ、昨年12月に創業者の和田裕幸社長(73)が会長に就き、社長職を引き継いだ。3月11日に祝賀会をANAクラウンプラザホテル広島で開く。
「さまざまな電子機器や通信に関する知見が評価され、受注は堅調に推移。現在の年商約3億円を2030年までに5億円へ引き上げる目標で、協業で対応力や開発力を高める。直近では平岡工業(安佐南区)と協力してアームロボットと連携したセンサー付き搬送機を納入した。建設の熊谷組(東京)と建機の遠隔操作の実証も進めている。ものづくり企業の最適パートナーを目指す」
取引先の開発部門を対象に、ハード・ソフトウエア設計の基礎を教える事業も始めた。
「約15年前、半導体製造装置工場に向けたシステムを構築した。工程や目的に応じてデータの粒度や取得を工夫し、作業実態や進捗の可視化を実現。後に経産省のものづくり日本大賞で中国経済産業局長賞を受けた」
広島修道大学法学部を卒業し、ソフトウエア会社の技術者などを経て26歳で入社。開発畑を歩み、23年から専務を務めた。座右の銘は「魂は細部に宿る」。