地域経済 2026.02.09

山陽オイル ベトナム・ハノイにホテル開業 外航船船主事業は新規2隻建造へ

 船舶用燃料・潤滑油販売・供給などの山陽オイル(南区宇品西、山本龍明社長)は、ベトナムの首都ハノイの日本人街にホテルを開業した。現地のオフィス、テナントなどが入居するビルの一角で、客室20室。昨年10月に現地法人「グローバリティ キャピタル ベトナム」(宮田敬一社長)を設立し、同国でのホテル事業の水平展開も見込む。外航船の船主事業では新たに2隻を建造中で、今年4月と2027年に4万㌧級の貨物船の進水を予定する。

 ベトナムの「ホテルカリフォルニアハノイ」は、ノイバイ空港から車で30分程度のキムマ通りとカウザイ通り、ラタン通りが交差する日本人街の中心に位置する。1ベッドルーム(72〜82平方㍍)、2ベッドルーム(92〜97平方㍍)の2タイプで、それぞれキッチン、リビング、バスタブ、洗濯機、日本のテレビチャンネルなどを備える。同ビルに長期滞在者用宿泊施設もあり、共有スペースには会議室、ライブラリー、スポーツジム、ビリヤード場、ミニゴルフ、キッズルームも配置する。1人1泊9000円〜。ビジネスや長期滞在者の利用を見込むほか、観光客向けにサイトでの予約も検討する。同社はベトナム人船員の派遣を受けていることもあり、24年にハノイ駐在員事務所を設置している。
 2016年には海運会社に外航船を貸与する船主事業を開始。現在、2万㌧級の貨物船・オリエンタルラック(21年進水)、オリエンタルマスター(22年)、1万2000㌧級のアポロ ブレイブ(24年)など4隻の外航船を保有している。燃料備蓄拠点があり、燃料運搬の内航船を係留する江田島支店近くの切串海岸では、24年から切串漁業協同組合などの協力で、藻場育成事業を行っている。25年3月期売上高は139億円、アルバイトを含む役職員は35人。

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