高千峰金物 / 木村 正範 社長
住宅向けエクステリアや建築資材などの総合商社として、1月に創業80周年を迎えました。祖父の正夫が終戦まもなく広島駅前で金物や刃物を売り始め、時流に合わせて業態を変更。ありがたいことに業界では県内有数の知名度の会社に成長しました。
私は広島経済大学を卒業しエクステリア大手メーカーに就職。3年ほど営業経験を積んで25歳で当社に入り、2021年に3代目社長に就きました。当社の平均年齢は約46歳で「家庭的なあたたかさ」がある半面、さらなる社業発展には若い人材確保が不可欠。事業継承後に取り組んだのが「一般向けリフォーム事業の立ち上げ」と「人材育成」です。前者は新たな収益の柱を作るのが最大の目的ですが、会社の認知向上も目指しています。従来のBtoBだけでは人材獲得は難しく、エンドユーザーとの接点づくりが巡り巡って採用につながればと考えました。昨年は古民家1棟を改修するなど少しずつ実績を重ねています。ゆくゆくは店舗を構えてみたいですね。
後者は社内教育体制の見直しや社員の頑張りが報われる評価制度を採り入れ、社内の意識改善を図っています。資格取得の補助や資格手当の支給などスキルアップを後押しする仕組みも導入。業務の傍ら資格学校に通い、2級建築士を取得した例もあります。
変化の多い時代に「100周年」へ、どう成長していくか。社員とともに考える場「ビジョン研修会」の実施も計画。地域に必要とされ、皆が誇りを持って働ける会社を目指します。