三井不動産リアルティ中国(佐々木潤社長)は、不動産売買仲介などの「三井のリハウス」で旗艦店に位置付ける広島中央センター(中区本通5―9金正堂ビル1階)を今夏、同立町2―27に移転する。相生通り沿いで建設が進む複合ビル「カミハチクロス」向かいにあるメットライフ広島立町ビル1階。一層の活性化が見込まれるエリアで幅広い層への訴求を図る。
広島中央センターは本通商店街アーケード内で2011年4月にオープン。戸建てやマンションといった物件の売買ほか、県内のリハウス店舗では唯一、マンションなどの賃貸にも対応する。現在は売買13、賃貸12の計25人体制で、県内リハウス店で最多。買い物に訪れるファミリー層などに多く利用されてきたが、より柔軟な顧客対応や人員拡充、働きやすい環境づくりのため、売買・賃貸の両部門をワンフロアに集約できる場所への移転を決めたという。
新店舗の面積は約450平方㍍。昨夏までトーヨーキッチンスタイル(名古屋市)のショールームが入っていた。店内の構造や人員体制は未定。三井不動産リアルティ中国では「北側の路面電車通りに向けてガラス張りの構造となっていることを生かし、街並みと調和した開かれた空間にしたい」とする。移転に先駆け1月26日から広告を掲出している。
同社は1992年設立。三井不動産リアルティグループの地域法人として、時間貸し駐車場「三井のリパーク」や自動車シェア「三井のカーシェアーズ」なども展開する。県内のリハウスは他に広島駅前、アルパーク、横川駅前、祇園新道の各センターがあり計5店舗。昨年6月には中区中町9―12の三井ビルディング6階にあった本社を7階に移転リニューアルし、社員同士が交流できるオープンスペースの新設などオフィス機能の強化を行った。2025年3月期の売上高は60億5500万円。