スポット 2026.02.02

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代々受け継ぐ

 明治時代から120年以上続く広島仏壇卸商組合(7社)は1月1日、組合長に木原仏壇の木原賢治社長が就任。仏壇に寄せる思いを語った。
「戦後ようやく落ち着きを取り戻し、昭和40〜50年代には信心深い安芸門徒の方が手を合わせる広島仏壇の需要も急増した。だが近年は生活習慣も様変わり。マンションなども増え、手頃な価格でコンパクトな家具調の仏壇が主力になった」
 一方で、仏壇の修理や修復は一定の需要がある。昨年は90歳近い男性から被爆した仏壇を直してほしいと依頼を受けた。
「黄金山の陰になり、家屋は残ったが屋根が吹っ飛んだため、雨風をしのぎながら、ご両親が大事に仏壇を守ってきたという。簡単な修理でいいと言われたが新品同様に仕上げ、大変喜んでもらった。仏壇を大切にする思いは誰しも同じ。うれしかった。買い替えることは簡単だが、思いの詰まった仏壇を代々受け継ぎ、感謝の思いも受け継がれていくのではないでしょうか」
 仏壇は本尊を祭る宮殿などを配し、日々参ることができないお寺の代わりに手を合わす心のより所。組合は本願寺広島別院指定。

 

   

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