ドリームベッド/三宅 弘人 代表取締役社長
5年前に親族の縁あって33年間東京で勤めた不動産会社を辞め、ベッドなどの家具を製造販売する当社に入った。経験もなく知己もいない世界にちゅうちょはあったが、えいやっと飛び込んだ。やってみたら成功するかもしれないし失敗しても学ぶことはある。やらなければ何も起こらないし後悔する。そんな気持ちだった。
ある調査によると「やらなかった後悔」は「やった後悔」の2倍近くになるという。大企業だった前職ではリスクや損失を恐れることなく挑戦させてくれ、時には失敗させてくれたが、そこから得た学びは深く、大きい。
入社して間もなく、多くの社員がリスクを取るという経験をしていないことに気付いた。積極的にチャレンジした結果、失敗してもそこから学び、成長してほしいと考えた。
昨年から輸出を始めた。信頼性の高い日本製の訴求力でアジア市場を開拓できると、担当者が苦難や失敗を重ねながらこぎつけた。輸出先から「社長が失敗を恐れたり責めることなく全面的にバックアップしていたので、御社の担当者が自信を持ってトライしていた。だから成功したのだ」と聞かされ、うれしかった。
自ら考え、行動する企業風土に手応えを感じ始めている。当社へ飛び込んだ決断にいささかの悔いもない。
この記事はいかがでしたか?