ベクトロジー 広島クラウド研究所/山田 将豪 所長
横浜に本社を置くシステム開発のスタートアップ企業。自由にハードウエアの構成を変更できる半導体デバイス(FPGA)を使った製品開発を手掛ける。中でも、魚眼レンズで撮影した高解像度の映像を瞬時にパノラマ映像に変換する装置「Accuvision」の実用化に注力。現在、日立建機と共同で物体検知システムの実証を進めている。
「低コストで高品質画像をほぼリアルタイムに処理できるのはFPGAだけ。仮想空間で現実世界を再現する『デジタルツイン』の高度化を図り、リモート環境からのリアルタイム映像監視などにつなげたい」
1974年生まれ、東京都出身。ソフトウエアエンジニアとしてキャリアを積み、2022年に入社。夫人が広島出身であったことが縁で24年に同研究所を設立し移住。同年の「ひろしまユニコーン10」プロジェクトなどに採択された。社内ではエンジニアが最大限の力を発揮できるよう、環境づくりを徹底。パーティションで仕切られた広い個別空間とし、無用な連絡を絶つために電話機を撤去した。
「広島ではシステムやソフトウエアをゼロからオーダーメードするスクラッチ開発がメイン。パッケージ開発に比べ費用や期間はかかりますが、高い自由度と拡張性で、長く使い続けていただけるのが特徴です。業務にピタリとマッチしたシステムを提供し、広島のものづくりを支えたい」