地域経済 2026.01.20

三和鉄構建設 サンチュ水耕栽培で設備投資 イチゴへの参入やレモン生産拡充も

 サンワファーム(世羅町)を運営する三和鉄構建設(尾道市高須町、中島裕一朗社長)は、サンチュなどの水耕栽培で細霧冷房装置や環境制御装置用制御盤の設備投資を行った。「みどり認定(環境負荷軽減事業活動実施計画の認定)」を得て、農水省「担い手確保・経営強化支援事業」で補助を受けた。2026年には世羅町で譲受した34㌃の9連棟のビニールハウスを活用し、イチゴの高設栽培を予定。尾道市因島でもレモンの1㌶規模の追加植栽を計画している。
 24年7月にブドウ栽培を行う空口農場から車で12分の権現農場(世羅町徳市)のビニールハウス1・3㌶の譲渡を受け、リーフレタス類の生産を開始。業務需要が高く価格が安定しているサンチュに切り替え、夏期の高温・異常気象対応、冬の効率的な暖房が可能な環境制御機器を導入した。ハウス内外の環境モニタリングデータに基づく換気施設の自動制御と細霧冷房装置で作物と作業者の暑熱に対処するほか、夏場の生育安定、害虫のアザミウマ発生抑制による収量増加、燃料削減による経費圧縮などを見込む。サンチュはJA尾道市や全農を通じて食品卸業者などに販売する。
 イチゴは同社初めての取り組みで、腰をかがめず栽培できる高設栽培を採用する。「よつぼし」、「ベリーポップシリーズ」、「紅ほっぺ」などを候補に、10㌃当たり6㌧で年間20㌧の生産を計画する。
 三和鉄構建設は子会社として設立した世羅町のサンワファームを20年に親会社に統合。現在、2・4㌶でシャインマスカットやピオーネなどのブドウを栽培。因島のレモンは19年から栽培し、現在1・3㌶で年間52㌧を生産。1㌶で追加植栽し、40㌧増の年間92㌧の生産を目指す。

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