地域経済 2026.01.13

佐藤農機鋳造 27年、福山北産業団地に新工場 工作機や船舶向け大型部品を強化

佐藤農機鋳造 27年、福山北産業団地に新工場 工作機や船舶向け大型部品を強化

 工作機械鋳造部品など製造の佐藤農機鋳造(福山市手城町、佐藤明三社長)は2027年3月をめどに、本社から車で30分ほどの福山北産業団地に新工場を完成させる。半導体製造装置や船舶向けの大型部品の引き合いが増えており、生産能力を高める。
 昨年12月に着工済みで、福山市北匠町1―3の敷地延べ2万1500平方㍍に、一部2階建て延べ6800平方㍍を新築。15㌧の大型クレーン2基、容量3・5㌧の電気炉(中周波誘導炉)2基、熱処理炉などを備える。扱える製品重量を従来の最大3・5㌧から7・5㌧に引き上げる。原料のピックアップ、計量、投入を自動化する装置の導入や換気性を高める構造で、作業効率や労働環境を向上させる。中・大型製品の専用工場とし、月産300〜400㌧を計画する。別棟で塗装工場も設ける。建屋と設備を合わせた初期総投資額は約36億円で、順次設備を拡充。半導体、造船ほか、自動車、建機、電子デバイスなど幅広い業界からの受注拡大を図る。直近の売上高22億円から32年に30億円を目指す。うち6割を新工場が担う。
 1937年に創業。多様な設備を生かした多品種少量生産に強みを持つ。特許製法「ミーハナイト」のライセンス契約を米国企業と結び、製品の強靭性や安定した品質を訴求。同市港町にも拠点を構え、果物・野菜の選別機など農業用機械も製造している。

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