ウイズアート/伊藤 弘幸 会長
総合建設業を営み、9月に設立20周年を迎える。会社は人を育てる場所であり、永続してこそ地域に役立つ存在になれる。昨年に社長職を譲り、当社を創業した身として、会社と人の行く末を見つめている。
建築事務所や建設会社での勤務を経て52歳で独立し、2013年に伊藤禧から現社名「ウイズアート」に変更。それが座右の銘にもなった。建設業は単なるものづくりではなく、暮らしや地域を支える仕事だ。いつの時代も共に在る「人」と「建物」。未来へつなぐ魅力ある建物を、私たちの持つ技術(Art)で皆さまと共に(with/Uizu)創っていきたい。
私の価値観は若い頃から建築を志す過程で形づくられた。大学時代に全国各地や欧州を巡りながら多彩な建物を見たことは良い経験となった。特に恩師の水田一征名誉教授から頂戴した「二つ道があったら、つらい方を選べ」という言葉は、人生の指針となっている。創業後も周囲に支えられ、成長させていただいた。理想の家コンペや子ども向けの業界体験イベントを行ってきたのも、建設業を身近に感じてもらい、次につなげたいからだ。昨年12月18日の誕生日にモリプロ珈琲などを扱う「伊藤弘幸商店」を立ち上げた。人の暮らしを豊かにしたいという願いは、これまでと変わらない。
この記事はいかがでしたか?