地域経済 2026.01.13

理研産業 体験型のリーダー育成研修開始 富山の同業と連携、江田島の施設を開放

理研産業 体験型のリーダー育成研修開始 富山の同業と連携、江田島の施設を開放

 ICT機器販売の理研産業(中区大手町、久保田勝彦社長)は、リーダー養成に向けたアクティビティー研修事業を本格化する。日本アルプス・立山の研修を手掛ける富山県の同業社と連携。社内で使ってきた江田島市沖美町の研修施設=写真=を外部に開放する。階層別・目的別の各種プログラムを提供し、企業の将来を担う次世代リーダーを育てる「共育(教育)」を強化分野の一つに据える。

 提携先は、廃校となった小学校を活用し企業向け研修を手掛けるフクール(施設名はKOTELO)。身体を使った体験型の学習では、例えば目隠しをしたメンバーに仲間が指示を出して制限時間内にテントを完成させるなど、チームワークや問題解決力を養う演習を盛り込む。このほか季節に応じて立山登山やカッター(小型艇)研修のほか、自走型組織づくりや新規事業発案など、各社に応じた独自カリキュラムを提案する。
 同事業の開始に合わせ、江田島市の研修施設名を「HATSUTAKA(ハツタカ)」に改称し、一般企業など外部利用を促す。2階建て延べ770平方㍍で、大講義室、小講義室、食堂があり、最大32人が宿泊できる。まずは6月9日に同所で行う社内研修を足掛かりに、外部提案を進め、顧客ニーズを探る。
 同社は2024年11月、社内に顧客のDXに関するさまざまな課題に応える相談拠点「RIKEN DX Lab」を開設。「ICT」「セキュリティー」「共育」の三つを、DX実現に必要な要素と位置付ける。相談の中で採用強化、離職防止など人に関わる相談も多く寄せられており、研修事業への参画を決めた。久保田社長は「ICTやセキュリティー機器を導入しても、活用するには人だ。自主性を持ち、業務改善ができる人材の育成を支援したい」と話した。

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